武者好きの皆さんも武者嫌いの皆さんも、どちらでもない人もこんにちは。あくせらです。一般デュエプレユーザーです。
今回は先日ツイートしたAll Divisionでレート1600に到達した僕の赤白武者についてのお話です。
11弾の獅子幻獣砲と龍神メタルのクロスギア破壊により今週末には環境トップから一歩下がることになりそうなので、記念に。
今更赤白武者はこうこうこういうデッキで、こういうムーブが強くて…なんて話しても仕方ないので
- どうして赤白武者を使うことを選択したのか
- どうしてこの枚数配分になったのか
の2つにスポットライトを当てて解説していきます。
今回の解説で皆さんに武者を使ってほしいというよりかは、もう全ユーザー知っているようなデッキタイプにも、まだまだ奥深さがあって、面白いということを知って欲しいという思いです。
目次
①何故赤白武者を使用したのか
デッキリスト
僕が使用したのは2色のみの武者ドラゴンビートです。
使用した理由は剣誠のシクが当たったからと言うと怒られそうなので言いませんが、
単純にAD環境に適していると判断したからです。
今武者ビートと呼ばれるデッキタイプは全盛期に比べてかなり下火です。アレクセイ、バキーン、ユリウス等の優秀なクロスギアメタが増えた結果ですね。しかし、何故赤白武者を選択したのか。そこら辺を少しお話させて頂きます。
ADの現環境について
現環境のADは5cコントロールがトップの使用率を誇り、2番目以降は日によって違うという状態で固まっています。
環境は固まっているのに結構色んなデッキが環境上に存在していて難しいんですよね。
5cがトップを死守し続けている印象が強すぎて微妙な環境に見えがちだけど、実際はかなり多様!
というわけである程度は諦めるつもりで挑みます。…とだけ言うとなんだか下手くその言い訳に聞こえちゃうのですが、ADのカードプールで全部ケアするなんてまあ無理です。
その代わりに、ランキング上位層が使いそうだな〜というデッキにはなるべく勝てる択は取りたいなと。レートが高え人に勝てればレートは盛れるしメンタルは回復するしまあ幸せです。←意外と大事な理論
具体的にはトップランカーの黒緑速攻に勝てれば何でもいいわという思考でやりました。つまり一番手堅いのはタイガーグレンオーを使えるデッキになります。
ぶっちゃけ運ゲー
虎くんを無理なく採用できるデッキは赤白武者、赤青剣誠、赤白アポロ、あとトリガーゼロフェニ辺りでしょうか。この中の全デッキ強いので正直どれでもいいな〜と思っていたのですが、ちょうどガントラビートの使用率が再加熱していたタイミングだったので、じゃあこいつも意識しようという流れになりました。
カブトムシにはアレクセイが入っているのでまあ五分かなと思います。が、そこは割り切りです。赤青剣誠使ってトリガー解答無く負けるとか、アポロぶっぱしたのにスパークジャックで返されるとかよりはマシかなという判断で赤白武者に辿り着きました。
今流行りのサバイバーにもクロスギアメタ出されなければ有利とれますし。
つよい
余談
…質問来てた!
「赤白武者、環境トップの5cコントロールに不利だけどどうするの?」
結論、これも割り切りです。鳥さんビートするか、剣誠ルートを取りましょう。剣誠ルートがこの構築のカギなので後ほど触れます。ちなみにキングアルカは気合で剣誠出してなんとかなったりならなかったり。
②各カードの枚数配分について
赤白武者を作る上で絶対に4枚入るカード(ボルットムシャモノノフザンゲキスパーク武者ドラゴン)についての解説は割愛します。あと剣誠も割愛していいか。
アシガ・ルピア
採用枚数 4
かわいいね
3文明目に黒や青を追加すると2〜3枚に減らされがちカードのアシガルピアくんです。
僕がこのカードを4枚にした理由は
- 剣誠ルートを取りやすくするため
- 白マナが欲しい!
この2つが大きいです。
5cコントロールに武者が抗うにはどうしようか、となった時に劣化赤青剣誠みたいなムーブをすれば良いんじゃね?という発想に至り、ザンゲキ下で1コストになるアシガルピアをフル投入しました。勿論バードを連打して殴り勝つこともいっぱいありました。
そして白マナ確保。ガントラ黒緑ツヴァイ等のガンガン殴るデッキに対抗する為に3tムシャルピア→4t武者することが思ったより多かったのでそのルートの安定化の為に白を増やしたく、アシガルピア4投を決めました。
間違いなく3色型の武者にはできない芸当です。
熱刀 デュアル・スティンガー
採用枚数 2
手裏剣戦隊ニンニンジャー 最強忍刀 忍者激熱刀
このカードは現行のテンプレ武者ではピン刺しが大多数です。ボルットでサーチが可能なのと腐る対面が存在するからですね。僕も前まではそうしていました。
いやいやいや、テンプレはぶち壊してなんぼだと僕はそう言いたいです。
むしろ武者のスティンガーは1投であることが当たり前として定着した今だからこそスティンガー2投が強いんです
もし自分がミルザム入りのデッキを使っている時に相手の武者がスティンガーをマナに置いたら若干とはいえ安心しますよね?相手の1枚だけのスティンガーをバキーンアレクセイユリウスで破壊できたら嬉しいですよね?
そこを狙って2枚目のスティンガーを飛ばすわけです。「スティンガーはピン刺し」という共通認識をぶち壊してさらなる読み合いを展開するわけです。
⚠デッキ公開性の大会だと上記の魅力が半減するのでささぼーカップなどで使うときは注意
他にも剣誠のGゼロ条件を満たす為にアシガルピア等と一緒に一気に並ぶ役割もあります。
超電磁工兵バ・キーン
採用枚数 3
みんなだいすきバキーン。
殴るデッキを対策するのだったらミューズルブールの方が得策…と言いたいところなのですが、結局デュエマ上手い人は極力ミューズをケアしながら殴るのであまり関係ないなと判断しました。
このカードのもつ役割は
- ミリオンパーツ下でもブロックできるトリガークリーチャー
- クロスギアメタ(ミラーや剣誠対面で刺さる)
- スパークと組み合わさってトリガーすることでアポロに対して防御
- 白単色マナ
見た目以上に多いのがポイントです。種族欄にグレートメカオーと書いてあるだけでグリフィンドールに10点です。
パワー1500と絶妙に弱いパワーであることも大事で、弱いからこそすぐバトルに負けて盤面を開けてくれるのが優秀です。次環境でもローズキャッスル下でギリギリ生き残る辺りが地味に評価されそう。
火焔タイガー・グレンオー
採用枚数 3
「虎」のくせに能力はダークサラマンダスというよりはヘリオスティガ寄り。
黒緑速攻とツヴァイを倒します。(語彙力)上手い人はなんやかんやしてコイツをケアしてくるので意外と貫通されたりします。デュエマって奥が深え。
…と言っても「ケアできる可能性がある」というだけなので、大体はぶっ刺さります。
コントロール系列には出番が無いので3投にしましたが今の黒緑速攻の人気具合を見ると4でもokです。抜く候補はザークピッチ。
次環境純粋な速攻が増えそうなので仕事が増えたりするんでしょうか。雪だるま城とかキリンとか出されても僕は責任取りません。
翔竜提督ザークピッチ
採用枚数 2
はっきり言います。このカードは脳死ハンデス連打を黙らせる為に使いました。
「それならラッカ型にしてラネーバ4投すればいいじゃん」「赤青剣誠使えばええやん!」わかりますわかります。
でもこれもデュアルスティンガーと同じで、あ、青の無い赤白武者だからラネーバ入ってないなハンデス撃とう〜というあま〜い思考を誘う作戦です。
むしろマナに1枚置いてチラつかせてハンデス使いにプレッシャーを与えるのがメインの役割。
先程上位層の使うデッキを意識して〜どうのこうの言いましたが、こういったカードで不意打ちハンデスにも対応することで精神的に楽になります。このゲームは運が大きく絡むのでストレス溜まりやすい為、メンタル的な意識も大事です。
ちなみに正直なところかなり自由枠です。キングアルカが気になるなら《ベンケイ・バーニング》、もっと速攻に強くしたいならグレンオー増量や《ミューズ・ルブール》辺りが良いかと。もし自分が11弾も武者しか使えない呪いにかかってしまったら《獅子幻獣砲》なんかも入れてみたいですね。
③総括
ここまでデッキ選択理由とカードの枚数配分についてのお話をさせて頂きました。前述している通り今回の記事ではこれを見た人に武者を使ってほしいというよりは全ユーザー知ってるデッキタイプにもまだまだ奥深さがあるということをお伝えできればな〜と思っています。
今回はあまり大きく触れませんでしたが思ってたよりプレイングが深くて使ってて楽しかったです。
ランクマッチでメカオーやツヴァイみたいなずっと環境にいるデッキの使用者も、意外と様々な研究をした末にずっと愛用しているのかもしれませんね〜。
てなわけで読んでくださった方ありがとうございました、新弾楽しみましょう!
では