山奥の小さな隠れ家

雑多ブログとして育てるつもりが育成失敗してデュエプレ専門になってしまいました

紙とデュエプレの違う点まとめ02【紙経験者向け解説】


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前回→紙とデュエプレの違う点まとめ01【紙経験者向け解説】 - 山奥の小さな隠れ家の続きです

 

前回は基礎的な話が多くて地味でしたが、今回はカードについての話をガンガンしていきます!よろしくお願いします。

 

※前回に引き続き、紙のデュエルマスターズのことは「紙」、デュエルマスターズプレイスのことは「デュエプレ」と表記させて頂きます。

 

 

 

目次

 

 

 

⑤ゴッドについて

 

デュエプレはゴッドの仕様が紙から大幅に変更されているので、なるべく丁寧に解説します。ちなみに現在ゴッドはめちゃくちゃ環境で見かけるカードなので、デュエプレ初心者の方も是非ゴッドのシステムは理解しましょう。

 

ゴッド・カード


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・デュエプレのゴッドは、手札、墓地、シールド、山札に存在している時はクリーチャーでも呪文でもなく『ゴッド・カード』という第3のカードタイプに分類されます。

 

・紙では「ゴッド」という種族を持つクリーチャーでしたが、これはあくまでも「ゴッドカード」なので、クリーチャーを山札から回収するカード(例:《ディメンジョン・ゲート》)では回収することができません。

 

・また、ゴッドカードの状態ではコスト0として扱われます。

 

・マナにチャージすることは他のカードと同じように可能で、カードの下に1と書かれているようにしっかりマナを生み出します。ただし、ゴッドカードは多色カードしか存在しないので、タップインには注意しましょう。(多色をマナに埋めた時の詳しい解説は前回参照)

 

・ではゴッドはどのようにバトルゾーンに出るのか、ゴッドカードのテキストを見てみましょう。

 


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ゴッドカード《竜極神》

 

・ゴッドカードはバトルゾーンに出すとき内蔵されている2種のクリーチャーを選択して召喚することができます。


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・通常のクリーチャーを召喚するときと同じ操作をすると、この画面になります。今回は《竜極神メツ》を選択します。


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・そうすると《メツ》がバトルゾーンに出ました。つまり、ゴッドカードは状況に応じてどちらを出すか選択することができる便利カード的な機能を持っています。

 

 

ゴッド・リンク

 

・紙では相方のクリーチャーを召喚してそれらをくっつけることでゴッドリンク(以下リンク)することが出来ました。デュエプレではとうなのか確認してみましょう。


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・先程《メツ》を召喚した次のターンです。場にいるメツを確認すると、G・リンクと書かれたボタンがあります。

 


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・ボタンを押すと左側に黒7と書かれていた通り、闇文明を含む7マナが支払われ、相方の《竜極神ゲキ》がバトルゾーンに出てリンクし、《竜極神ゲキメツ》になりました。

 

・片方が場に出ている状態で相方の召喚コストを支払うことで相方が登場し、そのままリンクするという仕様になっています。この時後から出てきた相方の登場時効果は発動します。

 

・俺が昔YouTubeに上げた動画の12:45辺りから実際にメツがゲキを呼び出しリンクしつつ、ゲキ効果でクリーチャーを墓地から蘇生している場面になっています。実物の映像を確認したい方はどうぞ。

クイックピックをあそんでみよう 青黒赤編 デュエプレ動画part09 - YouTube

 

その他ゴッドについてのルール

 

・ゴッドカードはコスト0である、と紹介しましたが召喚しようとする瞬間だけコストが発生します。よって、条件を満たしていれば《コッコ・ルピア》のような召喚コスト軽減カードでコスト軽減して場に出すことが可能です。また、リンクするときもコスト軽減の対象になります。

 

・リンクしたゴッドクリーチャーは召喚酔いしません。1ターン内でリンクに成功した時にはそのまま殴ることができます。

 

クリーチャーを場に出す他のクリーチャー、呪文でゴッドは場に出せません。例えば、ゴッドが光文明とブロッカーを持っていても(例:超絶神ゼン)、《ヘブンズ・ゲート》から出すことは出来ません。手札にある段階ではまだゴッドカードの状態だからですね。

 

・ゴッドを出すことも通常クリーチャーを召喚することと同じことの為、《聖霊王アルファディオス》のような召喚ロック効果の対象内です。

 

・バトルゾーンのゴッドが場を離れるとリンク前、リンク後関係なくゴッドカードに戻ります。

 

・既にバトルゾーンに7体自分のクリーチャーがいる=盤面が埋まっていると、リンク時に呼び出す相方が出る場所が無いためリンク自体が不可能になります。

 

 

 

⑥クロスギアについて

 

・クロスギアは元々紙では転生編に登場したカードタイプでしたが、デュエプレで転生編のカードが多く収録された第6弾で一枚も収録されず、その後も収録されなかったためデュエプレでは登場しないのでは?と言われていたのですが…最新弾の10弾で満を持して登場しました。

 


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アクセラー》シリーズ。俺の名前との関係性は…多分無いです。


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《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》。ちなみに今環境でめちゃくちゃ強い。

 

ジェネレートコストとクロスコストの差別化

 

・↑のクロスギアたちをよーく見るとわかると思いますが、クロスギアを場に出す=ジェネレートするコスト数と、クリーチャーにくっつける=クロスするコスト数がそれぞれ別に設定されています。

 

・現在クロスコストは全て「1」に設定されています。例えジェネレートコストが1でも6でも1に設定されています。

 

クロスギアの使い方


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・クロスギアを実際に使ってみましょう。まずは、クリーチャーと同じように左上のコストを支払ってバトルゾーンに出します。クロスギアはクリーチャーと同じくバトルゾーンの枠を1枠埋めます。


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・バトルゾーンに出ました。《マッハアーマー》はクロスされていてもされていなくても自分のドラゴンまたはサムライの召喚コストを1下げる効果を発狂する為、手札のクリーチャーが全軍1軽減されています。

 

・今回は1コスト余っているので、《マッハアーマー》を既に場にでていた《モノノフ・ルピア》にクロスします。ゴッドと同じように場のクロスギアを確認することでクロスボタンが出てきます。

 


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・クロスが完了し《マッハアーマー》の効果で《モノノフ》のパワーが2000増加しました。

 


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・クロスギアは1体のクリーチャーに対して何枚でもクロスできます。(紙でも同じですが、クロスコストが軽くなったのでよりやりやすくなっていますね)

 

 

 

⑦独自システム:探索

 

・前回やるべきの基礎的な内容なのにすっかり忘れていました。許してください。

 

探索とは


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《鳴動するギガ・ホーン》。紙だとめっちゃ強いのに探索のせいでデュエプレではあんまり強くない。

 

・探索は簡単に言うと対象のカードの中から自動抽選により3種選ばれるというもの。

 

・《ギガホーン》の場合は山札の中からクリーチャーをランダムに3種選ばれ、その中から1枚を回収することができる効果になっています。

 

・《ギガホーン》だけで無く、デュエプレでの多くのサーチ系カードはほとんど探索が付け加えられています。

 

 

探索が付いたことによってどうなったのか

 

・山札を見て何かを回収するカードを使って山札を見ることで逆算して盾に何が埋まっているか確認するテクニックができなくなっています。

 

・探索の対象を4種以上デッキに入れると抽選が発生してしまうため、サーチカードで狙ったカードが回収できないことがある。(クリーチャーを4種以上入れると《ギガホーン》で欲しいカードが探索で選ばれなかった、なんてパターンが発生してしまう。→結果的にデュエプレ版ギガホーンが強くない原因になった)

 


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聖霊竜騎ボルシャリオ》。デュエプレオリカで、ちょーつよい。

 

・むしろ《ボルシャリオ》のように探索の範囲が限定的な方が望んでいるカードを回収できる可能性がある為、デュエプレユーザーに好まれやすい傾向にあります。

 

 

 

 

 

今回は以上です

 

今まではその場の思いつきで解説すべきことがポンポン思いついてましたが流石にそろそろ上手くいかないと思うので03はすぐには出ないと思います

 

では

 

前→紙とデュエプレの違う点まとめ01【紙経験者向け解説】 - 山奥の小さな隠れ家

 

次→じゅんびちう

 

紙とデュエプレの違う点まとめ01【紙経験者向け解説】

タイトルの通りです。(ノルマ達成)

 



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紙のデュエルマスターズ(以下紙)と、アプリ版であるデュエルマスターズプレイス(以下デュエプレ)で異なる点、変更点などを所々画像を入れつつ、解説していきます。

 

流石に一回のブログで全部を紹介解説すると俺が死んじゃうのと目次付けても見づらくなっちゃうので、今回は何回かに分けた第一回という形でやらせていただきます。

 

目次!

 

 

 

 

①ゲーム中の様々な枚数制限

 

バトルゾーンには最大7体までしか出せない

 

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・紙ではバトルゾーンに出せるクリーチャーの数は無制限でしたが、デュエプレは各プレイヤー最大7体までしか場に出すことができません。

 

・7体全て埋まると正規の方法での召喚はできなくなり、カードの効果でクリーチャーを踏み倒す場合はバトルゾーンに出せず墓地に送られてしまいます。つまり、7体埋まっている状態で《アクアサーファー》のシールドトリガーが発動しても場に出せず、そのまま墓地に置かれるというわけです。

 


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・更に、クロスギア1つ1つもバトルゾーンの枠を1枠取るので注意が必要です。(クロスギアの仕様については次回にでも)

 

 

 

手札とシールドはそれぞれ最大10枚まで

・手札、そしてシールドは最大10枚までの制限があります。11枚目が加わる時は、その加わろうとしたカードがそのまま墓地に送られます。ドローを沢山するデッキを使う時に意識して手札枚数を確認しましょう。

 

 

②紙とデュエプレで効果の違うカードや、デュエプレオリジナルのカードが存在する

 

能力が強化、弱体化されたパターン

 

・紙であまり強くなかったカードがデュエプレでは強化されていたり、逆に強すぎたカードが調整されていたりします。

 

紙→デュエプレでの強化によってめちゃくちゃ強くなった結果環境トップのカードになったものも多く存在します。


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ツヴァイ。俺の大好きなカードです(クソ余談)

 

・その具体例を一つ上げると《クリスタル・ツヴァイランサー》です。このカードは転生編で登場したリキットピープルのフィニッシャーカードでめちゃくちゃカッコいい…のですが、8コストという重さがリキッドピープルには重すぎて紙では使いにくいカードでした。

 

・その重さを解消する為、素のコストはそのまま、バトルゾーンに自分のリキッドピープルが4体以上あるとGゼロで0コストになる効果が追加されました。(あまりにも破格な強化だった為結果的に実装初日に環境を破壊しかけ、ツヴァイ自体6弾のカードにも関わらず10弾環境現在でも最前線で活躍しているのはナイショです。)

 


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キングアルカ。カッコいい!

 

・逆にデュエプレ実装にあたって弱体化(能力調整)された例を1つ上げると《聖鎧亜キング・アルカディアス》がわかりやすいと思います。紙だと2021年も現在プレミアム殿堂に指定されているカードです。

 

・紙では「相手の単色クリーチャーは場に出るかわりに墓地に置く=登場時効果すら使わせて貰えずに墓地に行くので相手の単色の人権を剥奪できる」というぶっ壊れロック性能を誇っていた為、デュエプレではその効果は「各ターン1回」という制限が付けられるようになりました。つまり2体目以降は墓地に行かないというわけなのですが…それでも強いです。

 

・ちなみに紙から能力調整されているカードはめちゃくちゃあります。是非カードリストで一度いろんなカードに目を通してみて、「んっ?なんかこれ俺の知ってるのと違うぞ…」というのを体験してみてください。

 

Card List|DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マスターズ プレイス)|タカラトミー

 

 

 

デュエプレオリジナルカード

 

・紙には存在せずデュエプレにしか存在しないカードも存在します。


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全部オリジナルカード。ちなみに全部環境最前線で活躍しているorしていたカード。

・アガピトスのような環境をぶち壊すカードから、何処かで見たことあるような雰囲気を醸し出しているストリーミングビジョンまで…。デュエプレオリカが環境で活躍していることも多いので紙経験者の方も一度オリジナルカードを見てみるといいと思います。

 

③マナのシステム

 

マナの色システムの簡略化

 

・デュエプレは、マナゾーンに同文明カードが一枚でもあれば対象の文明カードを複数枚プレイすることが可能です。


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・流石に↑の文章だけだと説明不足過ぎるので詳しく解説します。

 

現在、手札に《狂戦士ブレイズ・クロー》という火文明1コストのクリーチャーが3枚、マナゾーンに《地獄スクラッパー》という火文明のカードと《ナチュラル・トラップ》という自然文明のカードと《アクア・サーファー》という水文明のカードが置かれていて、計3マナ(内赤1枚、緑1枚、青1枚)の状態です。

 

この時、紙のルールだと赤が一枚しかないので《ブレイズクロー》は1体しか出せないのですが、デュエプレのマナルールでは3体出すことができます。

 

《スクラッパー》をマナに置いた時点で「火文明を解放した」という判定になっていて、3/3の分子が0になるまで解放済みの文明のカードを好きに使うことができる、ということになります。

 

多色をチャージしたときは


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・「レインボーカードはタップしてマナゾーンに置かれる」というルールは紙に準拠しています。次ターンの開始時にアンタップして使用可能になります。

 

・レインボーカードをチャージするとそのカードの持つ全ての文明を解放します。

 

・これまた具体例を上げときましょうか。《無頼勇騎ゴンタ》という火自然のカードを1ターン目にマナチャージ、2ターン目に《ホーリー・スパーク》という光のカードをチャージした場合、紙では2ターン目に《ゴンタ》を召喚することはできません(2ターン目に光のカードを埋めてしまったため色が足りない)が、デュエプレのルールでは《ゴンタ》を召喚することができます。

 

・つまり、究極論を言えば水文明38枚のデッキに《ゴンタ》を2枚だけ入れてもゴンタを1枚埋めればもう片方のゴンタを召喚することがデュエプレではできるわけです。(実際に一時期青黒のハンデスデッキにボルバルザークを4枚だけ突っ込んだデッキが環境上位にいました。)

 

・3色持ちのレインボーカードをチャージすると3文明解放されます。3色のデッキを組んだときにそのデッキの色を持つ3色カードを1ターン目にチャージできればそのゲームで「あの色のカード使いたいけどマナにその色が無い!」に直面することがなくなるので、とても重要なルールになります。

 

・5文明を持つカードをチャージすると全ての文明が解放され、分母は増えますが分子が増えません。2色3色と違い次のターンに分子が増えるわけでもなく、次ターンになっても分子は増えません。つまり、文明の解放だけ行っているというわけです。

 

 

④殿堂、上方・下方修正について

 

デュエプレ独自の殿堂カード

 

・デュエプレ内での殿堂カードはDP殿堂と呼ばれます。現在DP殿堂に指定されているカードは5枚しかないので、始めたての方もこの流れでついでに覚えちゃうといいと思います。


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DP殿堂一覧。

 

現在DP殿堂に指定されているカード

無双竜機ボルバルザーク

《ストリーミング・ビジョン》

《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》

《インビンシブル・テクノロジー

《魂と記憶の盾》

 

・現状紙でいう殿堂ゼロのような遊び方ができない為、DP殿堂入りするとCPU戦を含めても1枚しかデッキに入れられなくなります。(むしろDP殿堂の2枚目をパックから入手した場合それはマジで使い物にならないので素直に分解送りにできますね)

 

デジタル特有のカードの能力調整

 

・これは文字通り、デジタルカードゲームアプリであることを活かして強すぎるカード、またはあまりにも使われなかったカードの能力が調整されるケースがあります。

 

・下方修正(弱体化)を食らったカードは詫びとして分解時に貰えるポイントがアップするようになっています。

 

・殿堂、能力調整はデュエプレ公式Twitter垢から一番早く情報が出るのでフォローすることをオススメします。

 

デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) | Twitter

 

 

 

 

 

 

 

 

第一回はここまでです!

02に続く!

 

 

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